1
2
3
『エクセビオール』は生分解性を有するため、各分野における潤滑油基剤として、万が一の漏洩時の環境負荷低減に貢献します。
1
風力発電機用の潤滑油基剤等
2
スクリュー等動力源の潤滑油基剤等
3
農機/建機用の潤滑油基剤等
4
成型加工分野における離型剤等
※各用途における適性および安全性は、使用者の責任においてご判断ください。
エクセビオールは、エステル系基油、鉱物系基油、PAO系基油等の既存の基油と比較して、水溶性、生分解性に優れ、かつ同等の潤滑性を示します。
水溶性 均一溶解:〇 不溶分離:× | 生分解性 [OECD301] ≧60%:〇 | 潤滑性(摩擦係数) [SRV法*] μ(100N) | |
---|---|---|---|
エクセビオール MR-260 | 〇 | 〇 | 0.116 |
エクセビオール MR-660 | 〇 | 〇 | 0.116 |
エクセビオール TE-600 | 〇 | 〇 | 0.153 |
エクセビオール DE-300 | 〇 | 〇 | 0.156 |
エクセビオール DE-1000 | 〇 | 〇 | 0.147 |
エステル系基油 | × | 〇 | 0.137 |
鉱物油系基油 | × | × | 0.180 |
PAO系基油 | × | × | 0.230 |
*潤滑性[SRV法]の試験条件:振動摩擦摩耗試験(SRV試験機)を用いた潤滑性(摩擦係数)評価
試験片:鋼球(SUJ-2、Φ 10 mm)、鋼ディスク(SUJ-2)
試験条件:荷重 100N(50 → 500N)振動数50Hz、振動幅1.0 mm、温度40℃
40℃粘度 (㎜2/s) | 100℃粘度 (㎜2/s) | 流動点 (℃) | |
---|---|---|---|
エクセビオール MR-260 | 49 | 11 | -49 |
エクセビオール MR-660 | 141 | 26 | -45 |
エクセビオール TE-600 | 91 | 12 | -61 |
エクセビオール DE-300 | 34 | 6 | -13 |
エクセビオール DE-1000 | - | 17 | 37 |
エステル系基油 | 69 | 8 | -40 |
鉱物油系基油 | 37 | 7 | -13 |
PAO系基油 | 30 | 6 | -61 |
『エクセビオール』は水と混合して振とうすることにより、容易に水と混合し、均一状態を維持できます。
<試験方法>
『エクセビオール』水溶性評価試験:
試験管に『エクセビオール』の各番手を2ml秤量し、更に2mlの水を静かに加えた2層状態のサンプルを調製した。
(『エクセビオール DE-1000』は試料1gに対して水3ml)
このサンプルを、先ずは緩やかに、その後徐々に激しく振とうすることで水との相溶性を確認した。
更にその後、相溶した試験片を24時間静置後、経時による液分離が発生しない事を確認した。
[上表中の写真は振とう前及び静置24時間後の外観]
比較試験:
エステル系/鉱物油/PAO系基油は、水に各オイルを加えた以外は同様に操作し、経時で水と液分離することを確認した。
注意事項
ここに記載された情報は、弊社の最善の知見に基づくものですが、いかなる明示または黙示の保証をするものではありません。
①すべての化学品には未知の有害性がありうるため、取り扱いには細心の注意が必要です。本品の適性に関する決定は使用者の責任において行ってください。
②この情報は、細心の注意を払って行った試験に基づくものですが、実際の現場結果を保証するものではありません。個々の使用に対する適切な使用条件や商品の適用は、使用者の責任においてご判断ください。
③この情報は、いかなる特許の推薦やその使用を保証するものではありません。