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低金属腐食性カチオン界面活性剤型抗菌剤『オスモリン DA-50』

三洋化成のカチオン界面活性剤型抗菌剤
『オスモリン  DA-50』はここがすごい

1

ハロゲンフリーのカチオン界面活性剤型抗菌剤

・『オスモリン DA-50』は、有効成分としてジデシルジメチルアンモニウムアジペートを約 48 質量%含む水溶液で、ハロゲンフリーのカチオン界面活性剤型抗菌剤です。
・ハロゲンフリーですので、焼却してもダイオキシンを発生せず、金属腐食性も小さい抗菌剤です。
・食品工場および公共設備などの除菌洗浄剤、繊維の抗菌処理、木材防腐剤、金属洗浄浴防腐剤などの用途に適しています。

2

優れた抗菌性

・ 広い抗菌スペクトルを示します。
・ 優れた防カビ性を示します。

3

耐硬水性

・ 塩化ベンザルコニウムに比べ、耐硬水性が優れています。

『オスモリン DA-50』は、有効成分としてジデシルジメチルアンモニウムアジペートを約 48 質量%含む水溶液で、ハロゲンフリーのカチオン界面活性剤型抗菌剤です
外観 淡黄色液状
有効成分 約48質量%
pH 約6 (1質量%水希釈液)

用途例

単独で用いる用途への実用例

繊維用抗菌剤

従来の繊維用抗菌剤には、金属系無機抗菌剤と有機シリコーン系第四級アンモニウム塩および天然系抗菌剤が知られていますが、これらは真菌に対して十分な抗菌効果がありませんでした。また、真菌に対して効果のある第四級アンモニウム塩は対イオンがハロゲンであり、繊維編機の針がさびるという問題がありました。

『オスモリン DA-50』は、真菌、グラム陽性菌、グラム陰性菌のいずれにも十分な抗菌効果を示し、さび止め性も兼ね備えた、繊維用に最適な抗菌剤です。

木材防腐剤

木材防腐剤用途には従来から第四級アンモニウム塩が使用されてきました。しかし、従来の第四級アンモニウム塩は、ハロゲンを含んでおり、釘などをさびさせる問題がありました。また、木材を焼却した時にダイオキシンが発生することも懸念されます。『オスモリン DA-50』は、木材用に適したハロゲンフリーの防腐剤です。

他の薬剤と配合して用いる用途への実用例

除菌洗浄剤

食品工場、外食産業やホテルの厨房、病院、公共施設などに用いられる除菌洗浄剤は、洗浄力と抗菌力が優れていることに加え、金属腐食性が小さいことや環境対応型であることが求められています。『オスモリン DA-50』は、特定の非イオン界面活性剤と配合することによって、本用途に適した除菌洗浄剤を提供することができます。以下に、洗浄力を有し、泡切れが良好な除菌洗浄剤の配合処方例を示します。

<配合処方例(有効成分)
① オスモリン DA-50 :20質量%
② ニューポール PE-61*1 :5質量%
③ ニューポール PE-64*2 :5質量%
④ 水 : 残量
合 計 : 100質量%
 *1 弊社製、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレングリコール(30)
 *2 弊社製、ポリオキシエチレン(25)ポリオキシプロピレングリコール(30)

金属洗浄浴防腐剤

金属洗浄浴防腐剤には、優れたさび止め性が要求されます。『オスモリン DA-50』に2価の有機酸を併用することによって、優れたさび止め性と防腐性を兼ね備えた金属洗浄浴防腐剤を提供することができます。

<配合処方例(有効成分)
① オスモリン DA-50 : 40質量%
② セバシン酸 : 10質量%
③ モノエタノールアミン : 7質量%
④ 水 : 残量
合 計 : 100質量%

※各用途における適性および安全性は、使用者の責任においてご判断ください。

性能試験

細菌および真菌に対する抗菌力

『オスモリン DA-50』と『カチオン G-50』(塩化ベンザルコニウム液)の各種細菌および各種真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)、各種細菌に対する最小殺菌濃度(MBC)を下表に示します。
なお、本データは単品での測定値であり、他の成分を配合した場合は値が変わることがあります。

各種細菌および真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC、弊社測定値)
MIC 質量ppm(有効成分)
菌種 オスモリン DA-50 (比較例)カチオン G-50
Escherichia coli(大腸菌) 2.0 7.8
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌) 0.5 1.0
Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌) 15.6 31.3
Aspergillus niger(黒カビ) 32.0 256
Penicillium citrinum(青カビ) 7.8 32.0

〔試験方法〕
防菌防黴ハンドブック(技報堂出版)に記載の最小発育阻止濃度試験法に準じた。
培地:普通ブイヨン液体培地
接種菌液:約 10CFU/mL

大腸菌に対する最小殺菌濃度(MBC、弊社測定値)
〔試験方法〕
防菌防黴ハンドブック(技報堂出版)に記載の石炭酸係数測定法に準じて測定した。
培 地 : 普通ブイヨン液体培地 SCDLP液体培地
接種菌液 : 約106CFU/mL
評 価 : +は菌の生息を表す -は菌の死滅を表す
MBC評価
菌種 有効成分濃度
質量ppm
接触時間
min
オスモリン DA-50 (比較例)カチオン G-50
Escherichia coli
(大腸菌)
25.0 1.0
2.5
5.0
10
12.5 1.0
2.5
5.0
10
6.3 1.0
2.5
5.0
10
黄色ブドウ球菌に対する最小殺菌濃度(MBC、弊社測定値)
〔試験方法〕
防菌防黴ハンドブック(技報堂出版)に記載の石炭酸係数測定法に準じて測定した。
培 地 : 普通ブイヨン液体培地 SCDLP液体培地
接種菌液 : 約106CFU/mL
評 価 : +は菌の生息を表す -は菌の死滅を表す
MBC評価
菌種 有効成分濃度
質量ppm
接触時間
min
オスモリン DA-50 (比較例)カチオン G-50
Staphylococcus aureus
(黄色ブドウ球菌)
25.0 1.0
2.5
5.0
10
12.5 1.0
2.5
5.0
10
6.3 1.0
2.5
5.0
10
緑膿菌に対する最小殺菌濃度(MBC、弊社測定値)
〔試験方法〕
防菌防黴ハンドブック(技報堂出版)に記載の石炭酸係数測定法に準じて測定した。
培 地 : 普通ブイヨン液体培地 SCDLP液体培地
接種菌液 : 約106CFU/mL
評 価 : +は菌の生息を表す -は菌の死滅を表す
MBC評価
菌種 有効成分濃度
質量ppm
接触時間
min
オスモリン DA-50 (比較例)カチオン G-50
Pseudomonas aeruginosa
(緑膿菌)
100 1.0
2.5
5.0
10
50 1.0
2.5
5.0
10
25 1.0
2.5
5.0
10

さび止め性

オスモリン DA-50と『カチオン G-50』(塩化ベンザルコニウム液)の鋼板に対するさび止め性試験結果を下表に示します。

鋼板に対するさび止め性試験結果
〔試験方法〕
『オスモリン DA-50』と『カチオン G-50』の希釈液(25℃)に鋼板を半浸せきし、所定時間毎にさび発生の有無を目視判定した。

希釈液: 水道水(京都市)、硬水(塩化カルシウム 210質量ppm)
判 定
○:さび発生を認めず
△:わずかにさび発生
×:全体にさび発生
希釈液 さび止め性評価
薬 剤 希釈水  薬剤有効成分
質量%
6時間
浸せき後
1日間
浸せき後
2日間
浸せき後
オスモリン DA-50 水道水 1
0.1
0.01 × ×
硬水 1
0.1 ×
0.01 × ×
(比較例)
カチオン G-50
水道水 1 × × ×
0.1 × × ×
0.01 × × ×
硬水 1 × × ×
0.1 × × ×
0.01 × × ×
(比較例)水道水 × × ×

オスモリン DA-50 (有効成分1質量%水溶液)

(比較例)水道水

さび止め性試験結果(写真)

使用方法

使用方法

 希釈し、そのまま使用する場合
 使用目的、使用条件に応じて、有効成分濃度が数質量 ppm~数千質量 ppm になるように、水道水で希釈して使用してください。

 他の薬剤を配合して除菌洗浄剤などを製造する場合
 あらかじめ他の成分との安定性や抗菌力などを確認したうえで、使用してください。

誤使用に対する注意事項
 オスモリン DA-50はカチオン界面活性剤ですので、石けんや、その他のアニオン界面 活性剤と配合しますと、沈殿を生じ抗菌効力が低下することがあります。これらの薬剤と の併用は避けてください。

その他注意事項

皮膚に直接接触する用途に使用される場合は、本品の使用濃度での安全性(皮膚刺激性など)をあらかじめ確認し、問題のない範囲で使用してください。

お願い
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。なお、SDSはこちらからも入手できます。 https://www.sanyo-chemical.co.jp/products/sds/

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