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弊社は 1960年に、国産第1号のポリウレタンフォーム用ポリエーテルポリオールを開発し、“サンニックス”の商標で上市しました。以来、超軟質、軟質、半硬質、硬質フォーム用など、各種用途に応じたポリウレタンフォーム用ポリエーテルポリオールを各種開発し好評を博してきました。
世界に誇る技術と日本トップクラスの生産能力をもつ弊社で生み出される“サンニックス”は、日本国内のほとんどのポリウレタンフォームメーカーで使用されるほか、海外でも多く使用されています。
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ポリプロピレンジオールであるサンニックス PPシリーズ、ポリプロピレントリオールであるサンニックス GPシリーズともに幅広い分子量のポリプロピレングリコールをラインナップしているので、各用途に応じた使い分けが可能です。
サンニックス PPシリーズ(ポリプロピレングリコール・ジオール型)の一般式
サンニックス GPシリーズ(ポリプロピレングリコール・トリオール型)の一般式
ポリウレタンは、ポリエーテルポリオール、ポリプロピレングリコール(PPG)等のポリオール成分と、ポリイソシアネート成分を反応させて得られるポリマーです。
ウレタン化反応(樹脂生成反応)
以下に各種分子構造の凝集エネルギー(単位:kcal/mol)を記載します。
ウレタン結合は他分子構造と比較して高い凝集力を有していることがわかります。
ウレタン樹脂は、ポリプロピレングリコール(PPG)等の高分子ポリオールとイソシアネートの反応により合成され、非晶性であるポリオール成分がソフトセグメントの「海」となり、凝集エネルギーの高いウレタン結合がハードセグメントの「島」のような構造を取ることが知られています。ハードセグメントの高い凝集エネルギーにより、基材への密着性が発現し、かつソフトセグメントを有していることから、基材への追従性も併せ持つ設計とすることが可能となります。
外観 (20±5℃) |
水酸基価 | 比重 (20℃/20℃) |
粘度 mPa・s (25℃) |
引火点 *1 ℃ |
pH *2 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
サンニックス PP-200 | 無色液状 | 560 | 1.020 | 60 | 135 | 6.0 |
サンニックス PP-400 | 無色液状 | 280 | 1.013 | 70 | 180 | 6.0 |
サンニックス PP-600 | 無色液状 | 187 | 1.011 | 85 | 225 | 6.5 |
サンニックス PP-950 | 無色液状 | 118 | 1.009 | 140 | 230 | 6.5 |
サンニックス PP-1000 | 無色液状 | 112 | 1.009 | 145 | 230 | 6.5 |
サンニックス PP-1200 | 無色液状 | 98 | 1.008 | 165 | 235 | 6.5 |
サンニックス PP-2000 | 無色液状 | 56 | 1.006 | 305 | 240 | 6.5 |
サンニックス PP-3000 | 無色液状 | 35 | 1.005 | 590 | 226 | 6.5 |
サンニックス PP-4000 | 無色液状 | 27 | 1.004 | 990 | 228 | 6.5 |
外観 (20±5℃) |
水酸基価 | 比重 (20℃/20℃) |
粘度 mPa・s (25℃) |
引火点 *1 ℃ |
pH *2 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
サンニックス GP-250 | 無色液状 | 670 | 1.088 | 950 | 189 | 6.0 |
サンニックス GP-400 | 無色液状 | 400 | 1.055 | 365 | 218 | 6.5 |
サンニックス GP-600 | 無色液状 | 280 | 1.042 | 275 | 226 | 6.5 |
サンニックス GP-1000 | 無色液状 | 160 | 1.025 | 255 | 228 | 6.5 |
サンニックス GP-1500 | 無色液状 | 112 | 1.020 | 300 | 228 | 6.5 |
サンニックス GP-3000 | 無色液状 | 56 | 1.012 | 500 | 230 | 6.5 |
サンニックス GP-4000 | 無色液状 | 42 | 1.011 | 660 | 235 | 6.5 |
『サンニックス PP』シリーズ(ポリプロピレングリコール・ジオール型)および『サンニックス GP』シリーズ(ポリプロピレングリコール・トリオール型)の粘度-温度曲線を以下に記載いたします。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。なお、SDSはこちらからも入手できます。 https://www.sanyo-chemical.co.jp/products/sds/
サンニックス FA-718、 サンニックス FA-703、 サンニックス KC-745
サンニックス KC-737、 サンニックス FA-757、 サンニックス KC-760
サンニックス FA-195、 サンニックス FA-226、 サンニックス FA-311E、 サンニックス FA-7030
サンニックス PL-2100、サンニックス GS-3000R
ポリマーポリオール
サンニックス KC-900、 サンニックス FA-728R
硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール
グリセリン系
サンニックス GP-250、 サンニックス GP-400、 サンニックス GP-600
トリメチロールプロパン系
サンニックス TP-400
ソルビトール系
サンニックス SP-750
芳香族アミン系
サンニックス HM-551、 サンニックス HM-555
脂肪族アミン系
サンニックス AP-470、 サンニックス NE-240、 サンニックス NL-270、 サンニックス NL-300、 サンニックス NP-300
注意事項
ここに記載された情報は、弊社の最善の知見に基づくものですが、いかなる明示または黙示の保証をするものではありません。
①すべての化学品には未知の有害性がありうるため、取り扱いには細心の注意が必要です。本品の適性に関する決定は使用者の責任において行ってください。
②この情報は、細心の注意を払って行った試験に基づくものですが、実際の現場結果を保証するものではありません。個々の使用に対する適切な使用条件や商品の適用は、使用者の責任においてご判断ください。
③この情報は、いかなる特許の推薦やその使用を保証するものではありません。