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『ミセランド SCD-100』は、少ない使用量で十分な洗浄力を発揮するため、1回の洗濯に使用する洗剤量を低減可能であり、環境への排出量を削減できます。
試験条件:ミセランド SCD-100/汎用品の比率は、重量比で1/1
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生分解性に優れるため下水処理場の活性汚泥により十分に分解されます。下水処理の処理効率が上がることにより、それにかかるエネルギーを削減にもつながり、環境負荷の低減に貢献できます。
**当社独自指標:環境配慮度=(生分解度)/(標準使用量)
試験条件:ミセランド SCD-100/汎用品の比率は、重量比で1/1
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製品名 | ミセランド SCD-100 |
---|---|
HLB | 14.3 |
外観(25℃) | 淡黄色液状 |
有効成分 % | 99 ≦ |
水分 % | < 1 |
pH (1%水溶液) | 6.8 |
曇点 (1%水溶液) ℃ | 81 |
界面活性剤は、油汚れになじみやすい疎水基と、水になじみやすい親水基によって構成されています。
界面活性剤は、水中で、ある濃度以上となると、疎水基を中心側、親水基を外側に寄り集まった集合体(ミセル)を形成し、このミセルの内部に水に溶けにくい油汚れを取り込むことにより、洗浄作用を発揮します。
『ミセランド SCD-100』は、従来設計と比較してミセルの内部(ミセルコア:下図中のRcore)が、汎用品と比較して大きくなるように設計されているため、取り込むことが出来る油汚れの量が増加し、少ない使用量でも高い洗浄力を発揮します。
界面活性剤 | Rcore (nm) | Rmicelle (nm) |
---|---|---|
従来設計 | 2.6 | 4.5 |
ミセランド SCD-100 | 3.3 | 4.6 |
表:脂肪酸可溶化能の比較
※1wt%界面活性剤水溶液にオレイン酸(皮脂汚れ代替)を加えて外観評価
着色セル:透明溶液
オレイン酸濃度(wt%) | 0.15 | 0.20 | 0.25 | 0.35 |
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従来設計 | ー | |||
ミセランド SCD-100 |
『ミセランド SCD-100』を配合することにより、従来通りの洗浄力を維持しつつ、界面活性剤の使用量を低減することが可能となります。
標準 | ミセランド SCD-100と AE-9の併用 | ミセランド SCD-100 によるAE-9の代替 | |||||
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ref. | run1 | run2 | run3 | run4 | run5 | ||
配合比 wt% | ミセランド SCD-100 | 0 | 2 | 3 | 4 | 5 | 10 |
AE-9 *1 | 10 | 2 | 3 | 4 | 0 | 0 | |
LAS *2 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | |
水 | 80 | 86 | 84 | 82 | 85 | 80 | |
洗浄試験 結果 | 使用量 g/L | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 |
洗浄性 ΔY値 | 19.5 | 19.7 | 21.1 | 21.5 | 19.9 | 21.1 | |
洗浄性/対標準 | 1.00 | 1.01 | 1.08 | 1.10 | 1.02 | 1.08 |
<試験方法>
①試験洗剤の作成
上記配合比に従って、界面活性剤および水を混合して試験洗剤とし、その試験洗剤2.0gを水道水で1000gに希釈して試料とする。
②洗浄
あらかじめY値を測定した試験布(湿式人工汚染布 3枚)を、撹拌式洗浄力試験機(Tergot-O-Meter)を用いて水温20℃・回転数120rpmで10分間洗浄する。
③すすぎ
試験布を取りだしてから洗浄液を廃棄し、新たな水道水1Lにて、試験布を水温20℃・回転数120rpmで2分間すすぐ。
④乾燥
試験布を取り出し、乾燥機50℃で約1時間乾燥させる。
⑤Y値測定
乾燥後の試験布のY値を測定し、下記式にて洗浄性を算出。
洗浄性(ΔY値) = (洗浄後のY値)ー(洗浄前のY値)
洗浄性/対標準 = (対象のΔY値) / (標準のΔY値)
三洋化成のノニオン界面活性剤カタログ
洗浄剤
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